おはこんばんにちはsenehataです
今回は「本屋と図書館の知的好奇心を増幅する効果」について色々比較してみながら考察していきます。
知的好奇心を湧かせることは僕にとっては重要なテーマです。過去にも知的好奇心に関する記事を書きました。

なんで知的好奇心を湧かせることが重要かというと、知識を広げる動機づけになるからに尽きます。そして、本屋と図書館に足を運ぶことは知的好奇心の増幅に一役買ってくれると思うので、それについて考察していきます。
本屋と図書館が知的好奇心を増幅する理由
理由については至極簡単で、色々な本が置いてあるのでその中で面白そうな本に出会えて、知的好奇心が刺激されるからですね。
さらなる利点として、その場で本のページをペラペラめくりながら中身を読めることも挙げられます。なので、表紙で面白そうだなと思ったら、まず目次にざっと目を通せばその本が本当に面白いか否かが大体分かります。そして、目次も面白そうだったらその本は面白い確率が高いので、ざっと全体に目を通せば新しい知識に出会えたりします。
3年前くらいに、普段自分が読まないようなジャンルの本を読めば知的好奇心を増幅できるということを書きましたが、本屋と図書館はそれにかなり適してます。

補足として、他にもwikiで学問と調べてその中から面白そうな学問を見つけて、その入門書を読むという方法もあります。また、考察や議論で行き詰まった時に足りない知識を仕入れるために本を読んでみるというのも良いでしょう。
種々の図書館が知的好奇心に与える影響の差について
本屋と図書館が知的好奇心を増幅するというのはまあ考えればすぐに分かることでしょう。しかし、本屋と図書館といってもそれぞれたくさん種類(例えば規模にも色々ある)があると思っています。なので、本屋と図書館のタイプを分けてみて現実で利用するならどの程度役立つのかを考えてみます。
まずは図書館のタイプについて考えます。
市内の図書館
自分が住んでる市区町村にある図書館です。
メリット:近いから気が向いた瞬間に行ける
デメリット:必ずしも規模が大きいとはいえない
図書館の規模にもよるのですが、僕の肌感覚だと前にも行ったことがある図書館なら最低7~8万冊は蔵書数が無いとすぐに館内を回り終えてしまう印象です。となるとその中でもこれ面白そうという本は数冊見つけられたら良い方かなと。(初めて行くなら数万冊でも面白い)
やはり自分の住んでる地域の図書館なので前にも行ったことがあったりして、再度行っても大体同じ本が並んでいます。そういう意味でも新しい本との出会いをたくさん求めるという意味ではそこまで期待できないかなと。とはいえ気軽に行けるというのは強みです。今すぐ行きたいというときはこれで良いでしょう。
遠くの大型図書館
これは自分の住んでる県の中でも最大級な図書館や、隣接県の超大型図書館を含みます。
例えば、東京なら都立図書館が蔵書数が170万、大阪だと市立図書館は蔵書数が190万もあるようだ。
以下のサイトを見れば基本的に自分の住んでいる県の一番大きな図書館を確かめられると思うので、ぜひ蔵書数がどの程度か調べてみてほしい。
大体、都道府県立の図書館は100万冊程度の蔵書数を揃えているので、これは一日中掛けても全ての本に目を通せるか分からないくらいの分量なので、ほぼ必ず自分の興味を激しく惹く本に多く出会えるのが魅力です。
時間をたくさん書ければ何十冊も面白そうな本に出会うことも可能かもしれません。
デメリットとしては、大体家から遠いことですね。なので、休日に結構な時間を図書館探索に割く必要が出てきます。
(ちなみに国内最大の国立国会図書館は書架をほぼ直接見れないので、好奇心を刺激するという意味では使えないので注意。あくまであそこは事前に読みたい本の目星がついている人が行く場所ですかね)
大学図書館
大学図書館も大小ありますが、基本的には大きいのでこれもオススメです。
大学図書館は3タイプあります。一つ目は自分が通っている大学図書館。二つ目は過去に通っていた大学図書館。二つ目は自分の住んでいる地域にある大学図書館です。
一つ目に関しては、言わずもがな定期的に通っているで使わない手はありません。学生の特権なので思う存分大学図書館を使い倒しましょう。それに借りても定期的に通っているのですぐ返せるのもメリットです。
二つ目に関しては、大学を卒業していたとしても卒業生は簡単な申請さえすれば大学図書館を使い続けられるというものです。他の大型図書館と併用できると良いですね。
三つ目に関しては、レアケースですが自分の住んでる近くに大学がある場合に、その大学が近辺の住民に図書館を開放している場合に図書館を利用できるというパターンです。仮に大きな大学図書館だったらかなりラッキーなので積極的に使うことをお勧めします。
まとめると、公立の大型図書館と併用しながら大学図書館を使えると選択肢が増えて良いと思います。
種々の本屋が知的好奇心に与える影響の差について
次は本屋についても考えてみましょう。
近くの小さな本屋
正直、近くの本屋といっても色々種類があります。個人的な印象ですが、蔵書数が1万冊くらいの小型な本屋は学術的な本はあまり置いてないイメージがあります。どちらかと言えば、雑誌や文庫本、軽めな内容の新書が多いかなと。そもそも学術書を好んで読む人は少数派なので、スペース的に置けないということでしょうね。
なので、知的好奇心を刺激するという意味では向いていないと個人的には思います。
大型の本屋
大型の本屋とは、ここでは最低数十万冊以上の蔵書数を誇る本屋として定義しましょう。
個人的にはかなりオススメで、大型図書館には無い魅力を持っていると思っています。それは、本屋なのでいくら本が多いとはいえ本は売れないといけません。なので全体的に最低限面白そうだなと思われる本が図書館よりは置いてある可能性が高いということです
大学図書館とかになると、学術系の本って基本的に教科書が多いです。まあ学問を順当に学ぶなら教科書が最も適しているのですが、例えばこの学問をこういう視点から見ると面白いよと紹介しているような学術書は図書館よりかは本屋に多いイメージです。
そして、そういう面白さを紹介してくれている本の方が知的好奇心を刺激してくれるという指標で言えば軍配が上がります。
教科書は既にその学問の魅力を十分分かっていて、さらに知識を蓄えたい人が読めば良いと思っているので、本に出会う瞬間に知的好奇心が刺激されるというよりかは、読んでいる最中に刺激されるという表現が正しいでしょうね。
とはいえ、やはり新しい面白いものに出会えるという新鮮さという観点でも、教科書よりもある種の学問の面白さを紹介してくれている本の方が適しているでしょう。
例として東京にある本屋の大きさランキングの記事を貼っておきます。
池袋、新宿、神保町あたりが大型の本屋が集中していて、行く甲斐がありそうですね!
まとめ
色々書いたので最後にそれぞれを比較してみましょう。
暇な時間がたくさんあるという条件で、知的好奇心をより刺激できると思われるランキングは以下のようになるのかなと思います。
大型の本屋 > 大型図書館 > 大学図書館 > 市内の図書館 > 近くの小さな本屋
とはいえ、いつも時間がたくさんある訳ではないのでもし時間があまり無いなら、より小さくより近い本屋や図書館に行けば良いと思います。
また、毎回同じ本屋や図書館に行くと並んでいる本があんまり変わらず退屈になるので、定期的に訪れる本屋や図書館を変えるのも大事です。
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