おはこんばんにちはー、senehataです
自分のやりたいことを存分にやって生きていきたいというのは多くの人が抱く夢でしょう。僕もそうです。
そこで今回は、自分のやりたいことを存分にやり込んで生きていくにはどうすれば良いかという基本戦略を考えてみたので、それを書いていこうと思います。
前提:人間は社会と共に生きる生物である。
前提として、人間は社会の中で共存して今まで発展してきた生き物であるということを抑えておいた方が良いと思います
社会の恩恵を受けること無しに上手く生きていくのは不可能ということです。
極端な例を挙げるならば、社会の恩恵を一切受けないで生きるということは無人島1人生活と同じです。そのため、食料から住居まであらゆるものを全て1人で調達して暮らす必要があります。
したがって、自分たちは社会との関わり無しに生きていくのは非常に困難な訳ですが、どういう方法で恩恵を受けるかっていうのが問題になると思います。
社会の恩恵を受けるには信用を積み立てる他無し
社会の恩恵を受けるには自分が恩恵を受けるに値する信用が必要なのかと思います。
一番基礎的なところで言うと当たり前すぎて意識しないと思いますが、自分たちは国家に市民として生活する信用を得ているため、国内で生活でき、インフラ整備の恩恵を受けています。仮に国家の信用を得られないなら牢屋送りです。
上の国家の信用は国民にとって当たり前にあるものですが、もっと別の所で言うと人々からの信用です。
人々からの信用とは、「当人の今と未来への期待」です。期待を裏付けるのは、今までの行いや実績、交流、持っている知識や情報です。例えるなら「この人は○○詳しいだろうなー、この人は○○を頼んだらやってくれるだろうなー」っていう感じです。
(ところで千葉によると信頼の本質を「相手の協力に対する信念」(1)と呼んでいる。言い得て妙だと思った)
そんで、そういった期待を集めるには私利私欲抜きにして価値のある何かを提供すると良いのかなと思います。(これには相手のニーズを理解する能力と、価値を提供する能力自体が必要になってくるのかなと)
空前の情報化社会
それと、今はSNSやらブログやら様々な情報媒体で直接会ったりしないでも情報交換できてしまう技術が社会に浸透しました。
なので、ネットを使って広く価値を提供できるため、前の章で書いた信用の話もネットという手段である程度積み立てることができるようになったことを意味します。
つまり、ネットを上手く利用しつつ信用を積み立てるならば、社会にとって自分は付加価値を広く提供できるようになるので、その見返りとして社会の恩恵を自分が広く受けることができるようになるということです。
なぜ、自分が社会の恩恵を広く受けることができるようになるかというと、タダで恩恵を受けようとする他者は少ないからです。そもそも人間は物々交換をしながら代々生きてきたわけで、例えばタダでお金くださいみたいな行為を行っていると寧ろその人物関係に摩擦が生じてくるでしょう。
しかし、これではまだ打算的で利害関係だけで成り立ってる感があります。信頼関係が深まれば、損得なしに助け助けられといった関係になるのかなと思います。これぞ信用の神髄といったところでしょうか。
お互いに弱点を補完し合い、強みを伸ばし合えるという訳ですね。
まとめ
まとめると、他者からの信用を積み重ねると、相手に付加価値を与えつつも自分に付加価値が集まる。そして、もらう価値が増えるほど人生の自由度が増す。それと、今はネットが使えるので広く信用を集めることが可能となった。
自分が付加価値を与えられる信用ある身分であればあるほど自由に生きることができるのが人間社会ということですな。
引用文献
千葉隆之. 信頼の社会学的解明に向けて. 年報社会学論集. 1996巻.9号. p211-222
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