裁判傍聴記 窃盗① 将来を考えて生きなければならない時代

裁判傍聴記第二弾。

前回の第一弾の傍聴に引き続き、別の裁判も傍聴しました。

裁判傍聴記 盗撮① 性犯罪者の姿
僕は最近趣味で法律学を勉強している。そこで、法律を勉強するからにはやはり裁判所で傍聴をすることで法律について、より一層考えることができるだろうということで傍聴することとした。 このブログ記事は傍聴を終えての感想や考察を書き残したもので...

 

今回の裁判は刑事裁判。容疑は窃盗。裁判内容は弁論でした。

 

被告人は30代前半くらいの男性。仲間と結託し、工場に侵入し200万円ほどの資材を盗んだ疑い。

見た目はかなりしっかりしている印象。髪型もきっちりしていて、服装もスーツ姿だった。最初はなんか弁護士かと思ってしまった。

これは、人は見た目じゃわからないの逆バージョンだなと思った。

 

人は見た目じゃ・・・という話を聞くときは大抵、ヤバそうな人が実はいい人だったということが個人的には多い気がする。ただ、今回のは見た目は普通のしっかりしてそうな人が実は窃盗しちゃったということなので、逆バージョンだなーと。

 

まず、その被告人の母親が証人となって証人尋問が行われる。弁護人側の質問は、被告人を今後保護しますよ。という結論に誘導させながら質問させる感じだった。

 

また質問の中で、証人の母親は再婚です、など言わなければなかったので中々人のプライバシーに踏み込んだ話も法廷内ではなされる。そういった意味では人間について深く知れる場所だと思ったりする。

 

被告人質問では、被告人は今後一切同じ罪を犯さない事と、これからの働き先があることと、親の保護監督を受ける旨を言っていた。

 

また、窃盗の被害を受けた会社には100万円の賠償金を支払ったらしいが、その内の8割が親負担とのことだったので、かなりお金に困っていて犯行に走ったのかなと推察させる内容だった。

 

そもそも、窃盗は犯罪において占める割合が一番高い(約半分)ようだが、金に困っているからやるっていうのがほとんどだと思う。

 

お金に困らないにはどうすれば良いのか。日本には生活保護という制度があるが、それを受給するには
①収入が13万以下
②親族の援助を受けられる見込みがない
③資産が最低生活費の半分以下
などなど

とかなり限られた人間しか受けることができない内容となっている。

 

特に今回の件は親が保護監督になると言っていたので、今回の犯人が生活保護を受ける事は出来なかっただろう。となると、犯行前から親に頼ると言っても、後ろめたさなどから親族の保護に頼るというのはそう簡単なものでは無いと思う。

 

そうなると、現状の資産と職業、キャリアなどを考え、将来に向けていつまでにどの程度の資産を蓄え、キャリアを積んでいくかということを計画的に考えなければいけないと思った。

 

今の日本は新自由主義的政策がずっと続いており、一人当たりGDPなどもずっと横ばいで成長していない。そのため、今の政権が変わらない限り、外から環境が良くなって、現在の貧困層が勝手に裕福になっていくということはまず起きない。

 

そのため、とりあえず周り見ながら無思考で働いておけば普通に生きていけるっていうのは、万人が通用するわけではないと思った方が良いだろう。(ちなみに、犯罪数は年々減少傾向にあるようだ。)

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