経済学

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国富論の要約 vol.5 業種による労働の賃金の違い・資財の分類について

前回から引き続き国富論の要約を行う。 業種による労働の賃金の違い この章については国富論の引用をするに留めておこうと思う。 観察によって確認できる限り、以下にあげる五つの要因によって、ある業種での収入の少なさが補われ、別の業種での収入の多さ...
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国富論の要約 vol.4 労働の賃金について

前回から引き続き国富論の要約を行う。 賃金の増大と国富の増大 労働の賃金は労働者と雇い主の間で結ばれる契約によって決まるが、両者の利害は一致しない。労働者はできれば高い賃金を望むし、雇い主はできれば低い賃金を望む。こうした構造上、両者で対立...
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国富論の要約 vol.3 物の価値とは何か

前回から引き続き国富論の要約をする。 物の価値とは何か スミスは物の価値の源泉を労働であるとした。(労働価値説) 商品の価値は、自分で使うか消費するためではなく、他の商品と交換するために保有している人にとって、その商品で支配・購入できる労働...
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国富論の要約 vol.2 通貨の起源

前回に引き続き国富論の要約をしていく。 前回の記事 通貨の起源 分業が確立した後は、賢明な人であれば未来のために他者との交換で断られないと思えるものを自分の生産するもの以外にある程度保有しておくのが自然だろう。とスミスは考える。 その手段と...
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国富論の要約 vol.1 分業について

今回の記事では国富論の要約をしていこうと思う。 記事の構成なのだが、国富論は厚い本なので一つの記事で全てを要約すると極めて長い記事になってしまうので、少しずつ区切りながら記事にしようと思っている。 また、自分の学習として要約するという目的も...